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【一流ビジネスマンが実践している?!】交渉術5選
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2022/01/25
※ この記事は5分で読めます。
皆さんも一度は
「お客様を怒らせてしまいクレームが発生してしまったが対処法がわからない。」
「営業現場で失注続きでどうすればいいかわからない。」
「初めて会った人と信頼関係を築き方がわからない。」
と考えたことはありませんか?
一流のビジネスマンはこのような場面では交渉術を駆使して難を切り抜けます。
この記事ではそんな今から使える交渉術を5つまとめて紹介します。
また交渉術はビジネスの現場以外のプライベートな現場でも応用ができるので、是非マスターしてみてください。
交渉とは
交渉とは「相手と話し合いをして、取り決めようとすること」を意味します。
例えば、友人との会話の中でも「〇日予定が空いていたら〇〇に行かない?」などと私たちは日常生活の中で無意識的に交渉を行っています。
ビジネスの現場では、社内、社外との駆け引き、クライアントとの本格的な交渉までさまざまです。
交渉の前に必要な心得
交渉を行う前に事前に抑えておきたい心構えを3つ紹介します。
勝つことを目的にしてはいけない!
ビジネスの現場は勝負ではありません。勝負ごととして捉えている場合、その姿勢は少なからず相手にも伝わってしまうため、万が一、自分の目的を達成したとしても長期的に見て良好な関係性は築くことはできません。勝つことを目的にするのではなく、お互いが納得し合える結論を模索することを常に意識しましょう。
三方良しを目指す
「勝つことを目的にしてはいけない」と同じ文脈ですが、お互いが納得し合えるだけでなく、関係する第三者にとっても納得できるゴールを目指しましょう。
例えば、お客様と自社の間で合意が取れていたとしても、実際に手を動かす現場の中間業者の立場からすると提案の内容次第では「皺寄せを受けている」と感じる可能性があります。
長期的にビジネス関係を構築するためも、目の前のお客様だけでなく、広い視野で納得できるゴールを模索しましょう。
最大多数の最大幸福を目指す
ビジネスの現場で交渉を行う理由は「利益を得るため」です。もちろん自分だけでなく交渉を受ける立場でも同じです。そこで重要なのは「お互いが得られる利益の最大化を目指す」ということです。
自分の提案と、相手のニーズがマッチしている箇所が多いと、その分お互いの納得度も高まります。
相手にもメリットが十分あれば、ビジネス上での信頼関係をさらに深めることもできるでしょう。
一流のビジネスマンが行っている交渉術5選
一流のビジネスマンが交渉の際に行っている交渉術を5つ紹介します。
1.誰にでも理解できるようわかりやすく筋道を立てて話す
1つ目は、誰にでも理解できるようわかりやすく筋道を立てて話すという事です。
ビジネス用語や専門知識を多様しても理解してもらえないことがあります。そのため交渉の際は極力わかりやすく、簡潔に説明を行うことで相手の納得度も高まります。
2.感情論で語らない
2つ目は感情論で語らないということです。
緊張から、ヒートアップしてしまったり感情的になってしまうことがありますが、そんな時こそ落ち着いて冷静に対応することを心がけましょう。
3.反対に相手の感情や背景には徹底的に配慮する
3つ目は、相手の感情や背景に配慮するという事です。
相手の視点や所作を常に意識することで、言葉にはできない本音や表現しづらい状況までも汲み取ることができます。
4.お互いの目的を達成できる妥協点を探す
4つ目は、お互いの目的を達成できる妥協点を探すということです。
交渉が盛り上がるとつい上手くいった気になってしまい振り返る結論が違う点に帰結している。なんてこともよくあります。自分はもちろん相手の目的も事前に洗い出して、整理しておきましょう。
5.適切な質問で相手の意図や状況を探る。
5つ目は適切な質問で相手の意図や状況を探るということです。
どれだけ事前に準備をしたとしても、どれだけプレゼンテーションが上手く行ったとしても、想定外の事態や思いも寄らない状況に陥ります。
「何がクリアになっていて、さらにどんな情報が必要か」など疑問点を整理しておき、事前に不測の事態に備えておきましょう。
まとめ
一流のビジネスマンは自己の利益だけでなく、広い視野で他者の利益も追求するため、必然的に多方面から信頼を得ることができます。そうしてさらに大きな結果を残すことが可能です。
「どうも交渉が得意じゃない…」と感じている方は、まずは日頃の心得から気をつけて見ましょう。